ドラえもんの歴代声優一挙公開!声優が総入れ替えされた理由
誰もが知る国民的アニメドラえもん。
藤子・F・不二雄にとって一番の代表作とも言えるでしょう。
1973年から放送開始され、2017年である現在でも放送されています。
40年以上も続くドラえもんですが、アニメの声優は初代より何回か交代しているようです。
ここでは、ドラえもんの歴代声優と、声優が総入れ替えされた理由についてご紹介していきます。
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- 1.ドラえもんの声優
- @一代目 富田康成
- A二代目 野沢雅子
- B三代目 大山のぶ代
- C四代目 水田わさび
- 2.野比のび太の声優
- @一代目 太田淑子
- A二代目 小原乃梨子
- B三代目 大原恵
- 3.源静香の声優
- @一代目 恵比寿まさ子
- A二代目 野村道子
- B三代目 かかずゆみ
- 4.骨川スネ夫の声優
- @一代目 八代駿
- A二代目 肝付兼太
- B肝付さんの代役1ヵ月 龍田直樹
- C三代目 関智一
- 5.剛田武の声優
- @一代目 肝付健太
- A二代目 たてかべ和也
- B三代目 木村昴
- 6.野比玉子の声優
- @二代目 千々松幸子
- A三代目 三石琴乃
- 7.野比のび助の声優
- @一代目 村越伊知郎
- A二代目 加藤正之
- B三代目 中康助
- C四代目 松本保典
- 8.ドラミの声優
- @一代目 横沢啓子
- A二代目 千秋
- 9.ドラえもんの声優が総入れ替えされた理由
- 10.ドラえもんを担当した声優の人気アンケート
- まとめ
1.ドラえもんの声優
基本的にドラえもん作品は、キャラクターにもよりますが、3〜4回の世代交代をしているようです。
物語の主人公であるドラえもんは、大山のぶ代さんというイメージが強いですが、実は初代より計4回声優が入れ替わっています。
@一代目 富田康成
1936年2月4日生まれ
東京都出身で、最初は俳優やナレーターをしていました。
1973年4月1日から同年6月24日までドラえもんの声優を担当。
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ドラえもんの声としておなじみの大山のぶ代さんは三代目でした。
富田さんは「天才バカボン」のバカボンのパパとしても有名です。
A二代目 野沢雅子
1936年10月25日生まれの東京出身。
1973年7月1日から9月30日までの約3か月間、短期で担当していました。
野沢さんの代表作は「ドラゴンボール」が有名で、孫悟空、悟飯、悟天の3役を演じていますね。
そのほか、「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎、「銀河鉄道999」の星野哲郎と多数の主役を演じてきました。
B三代目 大山のぶ代
1933年10月16日生まれ東京出身。
もともとは女優としてデビューし、のちに声優へと活躍の場を広げていきます。
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ドラえもんの声としては、歴代最長の26年務めてきました。
大山さんはドラえもんの声に抜擢されてから、すべての役の声を断っていたそうです。
ドラえもんの前は「サザエさん」の磯野カツオなどを演じていました。
C四代目 水田わさび
1974年8月4日生まれの三重県出身。
2005年8月にドラえもんの声優が総入れ替えとなったときにドラえもんの役に抜擢されました。
デビューは1996年放送の「トイレの花子」さんで上岡山大介役
ドラえもんは今現在も演じています。
2.野比のび太の声優
のび太役は声優さんが3交代しています。
すべて女性なんですね。
@一代目 太田淑子
1936年4月25日生まれの京都出身。
宝塚に所属していました。
ドラえもんの中では1979年からセワシ役を担当。
その後は「秘密のアッコちゃん」や「ヤッターマン」などで活躍していました。
A二代目 小原乃梨子
1935年10月2日生まれ東京都出身。
1979年から2005年まで、歴代最長でのび太の声優を務めました。
1973年にはのび太の母親・野比玉子役を演じていました。
そのほかの代表作は、「未来少年コナン」のコナン、「アルプスの少女ハイジ」のペーター
「ヤッターマン」のドロンジョです。
B三代目 大原恵
1975年4月16日生まれ東京都出身です。
もともとの職業は美容師で、専業主婦から声優の勉強を始めて、のび太役を務めることとなりました。
大原めぐみさんのデビューアニメはのび太ということですね。
3.源静香の声優
のび太の同級生、静香ちゃん役も人気アニメに数々出演していました。
@一代目 恵比寿まさ子
1945年1月21日生まれ東京都出身。
1960年から1980年代に声優として活躍していました。
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代表作は「サザエさん」の波野タイ子役。
現在は声優を引退しています。
A二代目 野村道子
1938年3月31日生まれの神奈川県出身。
声優のほか女優としても活躍しており、フジテレビ天気予報のお天気お姉さんだったことでも有名です。
そして、「サザエさん」の磯野ワカメ役を29年も演じてきました。
B三代目 かかずゆみ
1973年6月18日生まれ埼玉県出身。
もともとタレントやレポーターをしていました。
しかし、1996年頃から声優としての活動を始めます。
そのほかの代表作は「遊戯王」の真崎杏子役、「創聖のアクエリオン」のシルビア・ド・アリシア役です。
4.骨川スネ夫の声優
のび太をいじめる同級生、スネ夫役を務める声優陣も人気でした。
@一代目 八代駿
1933年2月19日生まれの岡山県出身。
2003年に脳梗塞で亡くなっています。
もともとはテレビ、映画、舞台などで活躍する俳優でしたが、1960年ごろから声優としても活動を始めるます。
仮面ライダーシリーズの怪人役を多く演じてきました。
A二代目 肝付兼太
1935年11月15日生まれ鹿児島県出身です。
声優だけでなく俳優や演出家としても活躍してきましたが、2016年11月に亡くなりました。
主人公の友達役を演じることが多く、1973年にはジャイアンの声も演じていました。
B肝付さんの代役1ヵ月 龍田直樹
1950年9月の8日生まれ和歌山県出身。
肝付さんが喉の手術をした際に代役で1か月だけ演じていました。
「ドラゴンボール」のうどん屋、「キテレツ大百科」の二代目ブタゴリラなども務めていました。
C三代目 関智一
1972年9月8日生まれ東京都出身。
もともとは俳優を希望していたため、舞台俳優やナレーターを務めています。
そのほか代表作は「のだめカンタービレ」の千秋真一役、「新世紀エヴァンゲリオン」の鈴原トウジ役です。
5.剛田武の声優
ドラえもんのガキ大将と言えばもちろん、ジャイアンですよね。
@一代目 肝付健太
肝付健太が一代目ジャイアンでした。
二代目のスネ夫も演じていました。
A二代目 たてかべ和也
1934年7月25日生まれ北海道出身。
2015年6月にお亡くなりになっています。
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演じてきたのが歴代で最長のため、ジャイアンと言えばたてかべ和也さんの声を思い出す人が多いでしょう。
アニメではガキ大将役を多く演じており、「ど根性ガエル」のゴリライモ太郎役、「ヤッターマン」のトンズラーを担当していました。
B三代目 木村昴
1990年6月29日生まれドイツ出身。
本名は昴・サミュエル・バーチュです。
ドラえもんの声優キャストは30代が多かったのですが、昴さんは14歳の中学生だでした。
声優としては2011年ごろから活動しています。
6.野比玉子の声優
のび太のママ・玉子役の現声優は、あの人気アニメの主人公役でもあります。
@二代目 千々松幸子
1937年11月30日生まれ福岡県出身。
初代のママはに二代目のび太役・小原さんが担当していました。
千々松さんは、とくに魔女っ子シリーズのアニメに多数出演していました。
A三代目 三石琴乃
1967年12月8日生まれの東京都出身。
近年ではナレーターとしても活躍しています。
代表作は「美少女戦士セーラームーン」の主人公・月野うさぎや、「新世紀エヴァンゲリオン」の葛城ミサト役でした。
7.野比のび助の声優
のび太の父・のび助役の声優は、4回も入れ替えがおこなわれていました。
@一代目 村越伊知郎
1930年12月4日2日東京都出身。
2007年5月に亡くなられています。
特撮のナレーションのほか、「サザエさん」の波野ノリスケ役も演じていました。
A二代目 加藤正之
1932年1月29日生まれの福岡出身。
1993年のとき、病で亡くなりました。
舞台俳優やNHKテレビドラマで活躍していたほか、洋画の吹き替えも担当していました。
B三代目 中康助
1930年3月30日生まれ千葉県出身。
二代目のび助を担当した加藤の急逝に伴い、三代目を引き継ぎました。
もともとは俳優として活動しており、海外ドラマの吹き替えも担当しています。
C四代目 松本保典
1960年2月7日生まれ千葉県出身。
2005年のメンバー総入れ替えのときにのび助担当引き継ぎました。
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「サザエさん」の三代目の波野ノリスケも担当していました。
もともとは映画制作を目指していましたが、役者を目指すようになります。
8.ドラミの声優
ドラえもんの妹、ドラミはかわいらしい声が特徴的です。
@一代目 横沢啓子
1952年9月2日生まれの新潟出身。
1979年からドラミの声を担当していました。
また、同作品で静ちゃんの母も演じていたということです。
2005年にドラミを引退してからは声優業からも離れ、声優スクールで指導しているそうです。
A二代目 千秋
1971年10月26日生まれ京都出身。
マルチタレントとして知られており、歌手、バラエティー番組など、様々なジャンルで活躍しています。
ドラミを担当してからは、ドラえもんのゲームでドラミの声も演じています。
9.ドラえもんの声優が総入れ替えされた理由
初代・ドラえもんの富田さんから野沢さんに変わった理由がはっきり分かっていないようです。
一作目と二作目、二作目から三作目と、節目に全員の声優が交代していることになります。
二作目(歴代最長)の交代は、レギュラー声優陣が体調不良などで休み、代役が発生するという事態がたびたび起こっていたためだそうです。
そして一番の理由は、主要キャスト陣の高齢化によるもの。
大山のぶ代さんは大病患い、自ら降板を申し出たことで、2005年と同時に声優陣総入れ替えがおこなわれました。
10.ドラえもんを担当した声優の人気アンケート
ドラえもんを見ていた1990年から1999年生まれの人にアンケートをとった結果、全員が「ドラえもんといえば大山のぶ代さん」と答えました。
一方で、2000年以降に生まれた人にアンケートをとった結果は、現役でドラえもんの声を担当する水田わさびさんになったようです。
2005年からドラえもん役を水田わさびさんが演じていますが、未だに慣れない人や「ドラえもんは大山さんしかありえない」と思っているファンも多いのだそうです。
まとめ
ドラえもんの歴代声優と、声優が総入れ替えされた理由をご紹介してきました。
声優が世代交代しても愛され続けているドラえもん。
今後も長く続いていくといいですね!